UQモバイルを選ぶメリットと料金プランの選び方

UQモバイルの料金プラン スマホ
本ページは広告を含みます

UQモバイルは、KDDIが提供する格安SIMブランドで、UQブランドの高い回線品質と料金の安さが売りのサービスです。

UQモバイルの割引

今のUQモバイルの料金プランは、割引を前提としているので、料金プランの前に、割引サービスの説明からしていきます。

自宅セット割

自宅セット割

自宅セット割は、対象の光回線やモバイルルーターとセットで契約することで、適用される割引です。永年で毎月最大1,100円の割引が適用されます。名前が違うだけで、auスマートバリューのUQモバイル版と言った方が分かりやすいですかね。

ちなみに、「固定のインターネット回線は不要だなぁ・・・」という場合は、auでんきの契約でも自宅セット割の利用は可能です。

au PAY カードお支払い割

au PAY カードお支払い割

au PAY カードお支払い割は、UQモバイルの支払い方法にau PAY カードまたはゴールドカードを選択することで、永年187円の割引が適用されます。QRコード決済のau PAYではなく、クレジットカードのau PAY カードなので、間違えないように注意してください。

1GB以下割引

トクトクプランで適用される割引です。月間のデータ使用量が1GB以下だった場合、基本料金から1,188円が割引されます。

60歳以上通話割

60歳以上通話割

60歳以上の方限定の割引です。通常月額1,980円かかる国内通話のかけ放題オプションを1,100円安く利用できます。

また、2つ目の特典として、通常月額220円かかるUQモバイルのキャリアメールアドレス(uqmobile.jp)も無料で利用可能です。

UQ親子応援割

UQ親子応援割

UQ親子応援割は、コミコミプランをよりお得にした、18歳以下の子供と親が加入できる専用プランです。

通常のコミコミプランは、月間20GBのデータ通信と1回10分の通話かけ放題をセットで3,278円という内容ですが、UQ親子応援割では、データ容量が10GB増量(子供のみ)され、基本料金から最大12カ月間1,320円が割引される特典もついてきます。

UQ親子応援割も、13カ月目以降は、コミコミプランと同じ月額料金(3,278円)とデータ容量(20GB)に戻るよ。

家族セット割

家族でUQモバイルを複数回線契約すると適用される割引です。1回線あたり永年550円の割引が適用されます。

割引対象のプランはトクトク/ミニミニプランです。家族回線としてカウントされる対象プランはコミコミ/トクトク/ミニミニ/くりこしプラン+5G(S/M/L)になります。

複数の回線を契約している家族には嬉しい割引ですが、UQモバイルの家族割は、自宅セット割と併用ができないというデメリットがあります。

自宅セット割を利用する場合は、そちらの1,100円割引が優先されるので、家族割の550円は無効になるので注意してください。

UQモバイルの料金プラン比較

トクトクプランコミコミプランミニミニプラン
基本料金3,465円3,278円2,365円
割引後料金990円/2,178円3,278円1,078円
無料通話なし1回10分間のかけ放題なし
通話料22円/30秒
データ容量1~15GB20GB4GB
容量超過後最大1Mbps最大300Kbps
自宅セット割ありなしあり
au PAY カード支払い割ありなしあり

現在UQモバイルには、トクトク/コミコミ/ミニミニの3プランと、UQ親子応援割(18歳以下の子供と親専用)の4プランが提供されています。

直近3日間に6GB以上の通信で翌日に速度制限がかかるので注意。これは利用ユーザーに安定した接続サービスを提供するための対策です。

トクトクプラン

トクトクプラン

トクトクプランは段階型料金プランです。料金は基本使用料の3,465円から割引される仕組みで、月間1GB以下の場合は、1,188円が割引されます。

毎月のデータ使用量に応じて料金が変動するので、データをほとんど使わない月もあれば、遊びや遠出の旅行でたくさん使う月もあるという方向けです。

今は画像や動画など、あらゆるデジタルコンテンツが高画質化しています。普通にスマホを使っていても、毎月1GB以下で抑えるは難しいので、月間1~5GB程度の利用の人にはあまりコスパの良いプランとは言えないでしょう。

月間15GBを超えた場合は、速度制限で最大1Mbpsになります。

1GB以下1GB~15GB
基本料金3,465円3,465円
1GB以下割引-1,188円なし
自宅セット割-1,100円
au PAY カードお支払い割-187円
割引後料金990円2,178円

コミコミプラン

コミコミプラン

コミコミプランは、月間20GBのデータ通信と1回10分以内の電話かけ放題がセットになったプランです。基本使用料3,278円で利用できますが、他のプランと違い、自宅セット割やau PAY カードといったセット割引が対象外となっています。

10分以内でもかけ放題があった方が嬉しいという方におすすめです。データ容量超過後は最大1Mbgpsに制限されます。

20GB+10分以内の国内通話し放題
基本料金3,278円

ミニミニプラン

ミニミニプラン

ミニミニプランは、名前の通り月間4GBの小容量パックなので、簡単なネット検索やメール利用が中心な方向けのプランです。

外では長時間動画を見なかったり、X(Twitter)やインスタ、TikTokなどのSNSをたまに見る程度の利用であれば、4GBでも足りるでしょう。データ容量超過後は最大300Kbpsに制限されます。

トクトクプランと同様で、自宅セット割とクレジットカードのセット割引を前提とした料金設定になっているので、割引なしだと4GBで月額2,365円と普通に割高になります。

最低でも自宅セット割を適用できないのであれば、20GBで10分のかけ放題もついているコミコミプランを選んだ方がコスパが良いです。

追加オプションとして通話放題に申し込むと、月額+1,100円(通常1,980円)で24時間かけ放題にアップグレードすることができるよ!

4GB
基本料金2,365円
自宅セット割-1,100円
au PAY カードお支払い割-187円
割引後料金1,078円

オプションサービス

増量オプションⅡ

増量オプションは、月額550円で基本プランのデータ容量を最大5GB増量するオプションです。増量されるデータ容量はプランによって異なり、コミコミ/トクトクプランは5GB、ミニミニプランは2GBとなっています。

コミコミとトクトクは1GBあたり110円なので、足りないと感じるなら追加するのもありですが、2GBしか増量されないミニミニプランの場合、1GBあたり275円と割高感が否めないのが正直なところ。

ただ、増量オプションⅡは、7カ月間無料キャンペーンを実施しているので、無料期間だけ使うのはありでしょう。その場合は、無料期間内の解約を忘れずに。

通話サービス

内容オプション料
通話放題国内通話が24時間かけ放題1,980円
通話放題ライト1回10分以内の国内通話がかけ放題880円
通話パック1カ月で最大60分までの国内通話が定額550円

他にも細かいオプションは数多く存在しますが、必要性が薄いものばかりなので、ここでは割愛します。オプションに興味のある方は、UQモバイルの公式サイトをご確認ください。

UQモバイルのメリット

au回線で通信品質が安定している

UQモバイルはauの回線を使用しているため、全国的に広がるauのネットワークインフラを背景に、都市部はもちろん、地方でも安定した通信品質を提供します。高速データ通信と広範なカバレッジエリアにより、移動中でも途切れにくい快適なインターネット接続が可能です。

シンプルプランで料金が安い

現在、UQモバイルの基本プランは、2段階プランのトクトク(~15GB)/10分のかけ放題がセットのコミコミ(20GB)/小容量のミニミニプラン(4GB)の3種類しかないので、この手の通信サービスが苦手な方でも、シンプルで理解しやすいと思います。

オプションも充実しており、「微妙にギガが足りない!」という方には、増量オプションⅡ(月額550円)、時間気にせず長電話したい人には通話放題(月額1,980円)といったように、無駄なく自分に合ったサービスを選択できます。

eSIM対応機種なら最短即日乗り換え

esim

eSIM対応機種を利用することで、物理的なSIMカードの交換なしに、最短即日でUQモバイルへの乗り換えが可能です。利用にはUQモバイルのプロファイルをスマホにインストールする必要があります。

難しそうに感じるかもしれませんが、具体的な手順は公式による説明や解説動画もあるのでご安心ください。開通手続きはオンライン上で可能で、数分程度で終わります。

eSIMは「組み込みSIM」という意味で、従来の取り外し可能なプラスチックのSIMカードと違い、スマートフォンやタブレットなどのデバイス内部に直接組み込まれた小さなチップです。このチップには、携帯電話会社(キャリア)の情報を保存することができ、インターネットを通じて新しいキャリアに簡単に切り替えることが可能です。

固定回線とのセット割引がお得

UQモバイルと固定回線(auひかりやビッグローブ光など)をセットで利用することで、自宅セット割が適用され、スマホプランから永年1,100円が割引されます。自宅セット割の対象プランは、トクトク/ミニミニプランだけで、コミコミプランは対象外です。

また、セットの固定回線が光回線の場合、自宅セット割の利用には、ひかり電話(月額550円)のオプションに加入する必要もあります。

「家の電話なんて使わないのに!」という方もいるでしょうが、使わなくても加入した方が、割引で得られる恩恵が大きいので、UQモバイルでトクトク/ミニミニプランを申し込むなら、ひかり電話の加入は必須です。

ちなみに、au/UQユーザーにおすすめの光回線は、当然KDDIのauひかりですが、致命的な欠点として提供エリアが狭いことが挙げられます。

利用したいけどエリアの問題でダメだったという場合は、光コラボのビッグローブ光もおすすめです。こちらはNTTフレッツ光の回線を使用しているので、全国で利用できます。

親子割や60歳以上限定の割引もある

UQモバイルには、特定のユーザーを対象とした専用の割引もあります。例えば、18歳以下の子供がいる場合は、親子揃って「UQ親子応援割」への加入が可能です。

UQ親子応援割は、12カ月間限定ですが、コミコミプランを月額1,958円(通常3,278円)で利用できます。さらに、子供側はデータ容量が30ギガ(通常20ギガ)に増量される特典もあります。

60歳以上の方は、「60歳以上通話割」の加入で、24時間いつでも通話がかけ放題になる通話オプションを月額880円(通常1,980円)で利用可能です。キャリアメールアドレス(月額220円)も無料になります。

キャリアメールはauで言うところの「@ezweb.ne.jp」や「@au.com」のことだよ。UQモバイルでは「uqmobile.jp」のキャリアメールが利用できるよ!

au PAYとの親和性が高い

aupay

UQモバイルユーザーは、au PAY(電子マネー・決済サービス)をスムーズに利用できます。au PAYを利用することでポイントが貯まりやすくなり、貯まったポイントを通信費の支払いに充てることも可能です。

au PAYは、UQモバイルのユーザーも参加できるキャンペーンが多いので、UQモバイルを使うなら、au PAYも積極的に使用することをおすすめします。

代表的なのは、たぬきの吉日キャンペーンです。毎月5のつく日と8日は、Pontaポイントの還元率が最大3%(auは最大5%)に上がります。

状態の良い中古iPhoneが安く買える

au Certified(認定中古品)

UQモバイルでは、au Certified(認定中古品)のiPhoneを購入することができます。

au Certifiedは、au(KDDI)が提供する認定中古スマートフォンのプログラムです。このプログラムでは、使用されていたスマートフォンを厳しい基準に基づいて検査、クリーニング、必要に応じて修理を行い、新品同様の品質を保証した上で再販売しています。

au Certifiedプログラムを通じて購入される中古品は、品質が保証されており、新品を購入するよりも手頃な価格で高品質なスマートフォンを手に入れることができます。

UQモバイルのオンラインショップのスペシャルセールでは、au PAY残高還元という形でお得にiPhoneを買えるので、中古や型落ちのiPhoneを安く手に入れたい方は、定期的にチェックしてみると良いですよ。

UQモバイルのデメリット

3日で6GB以上の通信で翌日制限

UQモバイルでは、3日間で6GB以上のデータを使用すると、翌日のデータ通信速度が制限される場合があります。大量のデータを短期間で使用するユーザーにとっては、この点が不便と感じられるかもしれません。

正直、3日で6GBは結構厳しくやってるなぁという印象。普通にネット検索やSNSの閲覧であれば、3日で6GBを超えることはまずないですが、ゲームや動画メインの方だと厳しいかな・・・。

あくまで速度制限は、UQモバイルユーザーの快適性を損なわないための措置なので一時的なものですが、日常的に3日で6GBを余裕で超える自信がある方は、auやpovoの大容量プランに乗り換えた方が良いかもしれません。

ただ、トクトク/コミコミプランであれば、制限後であっても最大1Mbpsで通信できるので、ネット検索程度ならちょっと遅いくらいで、実用的に使うことは可能です。

自宅セット割なしだと高い

正直言って、現在のUQモバイルは、MVNO(格安SIM)事業者全体で見た場合、特別に格安であるわけではありません。1ギガバイトあたりの料金で比較した場合、他にもコストパフォーマンスの良い事業者は多数存在します。

特に今のプランは、自宅セット割を前提としてるので、UQモバイルをコスパ良く使うには、セット割対象となる光回線やモバイルWi-Fiの契約が必要です。

他にも、通信費をau PAYカード(クレジットカード)で支払うことで、永年にわたり187円の割引を受けられるなど、現在のau系サービスは、日常的に利用するサービスをauで統一するほど、よりお得に利用できるようになっています。

しかし、これはau(KDDI)に限った話ではなく、ドコモやソフトバンク(PayPay)、楽天も自社サービス優遇の流れは加速しているので、致し方がないでしょう。

UQモバイルへの乗り換え手順

乗り換え手続きが難しそうと思われがちですが、決してそんなことはありません。流れさえ理解すれば、誰でも簡単に乗り換えができます。

乗り換えの流れ
  • STEP1
    動作確認端末一覧を確認する

    UQモバイルの公式サイトに、動作確認端末一覧のリストがあるので、今使用しているスマホが動作対象かを確認しましょう。

  • STEP2
    MNP予約番号を取得する

    利用中のキャリアでMNP予約番号を取得してください。MNP予約番号は、今使っている電話番号をUQモバイルに引き継ぐために必要です。

  • STEP3
    UQモバイルを申し込む

    UQモバイルオンラインショップから申し込み手続きを行います。

  • STEP4
    SIMカードを差し替える

    物理SIMカードを選択の場合は、後日SIMカードが届くので、それを端末に入れてください。eSIMを選択した場合、物理SIMカードはありません。

  • STEP5
    スマホでAPN設定を行う

    元の端末をそのまま使う場合は、APN設定が必要です。iPhoneでは「設定」>「モバイル通信」にあります。

APN設定の場所は、端末によって名称が異なりますが、基本的にはモバイル通信やモバイルネットワークといった項目内にあります。

設定項目設定値
APN名、アクセスポイント名uqmobile.jp
APN、APN設定uqmobile.jp
ID、ユーザーID、ユーザー名 uq@uqmobile.jp
Password、パスワードuq
認証タイプ、PPP認証タイプ、暗号タイプCHAP
APNプロトコルIPv4v6、IPv4/IPv6
APNタイプdefault,mms,supl,hipri,dun

UQモバイルのよくある質門

Q
ワイモバイルとUQモバイルどっちがいい?
A

auユーザーならUQモバイル一択ですが、ソフトバンクからの乗り換えや、PayPay経済圏の利用頻度が高い場合は、ワイモバイルの方が良いでしょう。

Q
auとUQモバイルの電波は同じなの?
A

はい、UQモバイルはau(KDDI)の回線を利用していますので、基本的にはauと同じ電波を使用しています。そのため、auのサービスエリア内であれば、UQモバイルも同様に良好な通信品質を享受できるはずです。ただし、一部サービスや特定の条件下では体感速度に差が出る場合もありますが、全国的に広がるauのネットワークを利用している点は同じです。

Q
UQモバイルはなぜ安いの?
A

UQモバイルが提供できる低価格は、主に効率的な運営と集約化されたサービスによるものです。従来の大手キャリアと比較して、店舗網を限定的にしたり、オンライン中心のサポートにすることで運営コストを削減しています。また、プランをシンプルにすることで、ユーザーにとっても分かりやすく、無駄なサービスを省くことができます。このようにコスト削減を図りつつ、auの広範なネットワークを利用することで、安定した通信品質を低価格で提供しているのです。

Q
UQモバイルでauのEメールは引き継ぎ可能ですか?
A

auメール持ち運びというサービスを利用することで可能ですが、1メールアドレスにつき月額330円の利用料が発生します。

自分に合った料金プランの選び方

スマホを触る女性

トクトクとミニミニは、自宅セット割ありきの料金なので、基本的にはauひかりや対象の光コラボを利用している人向けの料金プランです。

自宅セット割が利用可能かつ、月4GBで足りるならミニミニプラン、足りないならトクトクプランを選ぶと良いでしょう。自宅セット割を利用できない場合は、20GBのコミコミプランがおすすめです。

UQモバイルの公式オンラインショップでは、端末とセットで購入するとポイントバック(au PAY残高へチャージ)の特典などを得られるキャンペーンもあるので、一度チェックしてみると良いでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました