povo（ポヴォ）は、KDDIが2021年3月23日から提供を開始した新しいタイプの携帯電話サービスで、オンライン専用の料金プランを特徴としています。
povoは、従来の携帯電話サービスと異なり、店舗での手続きを必要とせず、全ての手続きをオンラインで完結できる点が大きな特徴です。
povo2.0の料金プラン
povo2.0最大の特徴と言えるのがトッピングです。povoの基本料金は0円なので、ユーザーはデータ容量やオプションコンテンツなどをトッピングという形で追加してサービスを利用します。
ちなみにデータ容量が0GBの状態でも通信は可能ですが、通信速度が最大128Kbps（めちゃくちゃ遅い）に制限されるので、実用的ではありません。
データトッピング
| トッピング | 料金 | 期間 |
|---|---|---|
| データ使い放題 | 330円/回 | 24時間 |
| データ追加1GB | 390円/回 | 7日間 |
| データ追加3GB | 990円/回 | 30日間 |
| データ追加20GB | 2,700円/回 | 30日間 |
| データ追加60GB | 6,490円/回 | 90日間 |
| データ追加150GB | 12,980円/回 | 180日間 |
自分が必要な分だけデータ容量を購入する仕組みです。各トッピングには使用期間が設定されているので、3GBをトッピングして2GBしか使わなかったとしても、3GBの期限である30日間を過ぎたら自動的に残量は消滅します。
コンテンツトッピング
| トッピング | 料金 | 期間 |
|---|---|---|
| DAZN使い放題パック | 925円/回（3月から1,145円） | 7日間 |
| smash.使い放題パック | 220円/回 | 24時間 |
通話トッピング
| トッピング | 料金 |
|---|---|
| 5分以内通話かけ放題 | 550円/月 |
| 通話かけ放題 | 1,650円/月 |
サポートトッピング
| トッピング | 料金 |
|---|---|
| スマホ故障サポート | 830円/月 |
povo2.0の最安トッピングは？
基本料が0円で他に加入必須のトッピングがあるわけでもないので、回線の0円運用に使えるのではと考える人もいるでしょう。
結論から言うと、契約期間次第で、半年未満の期間であれば、0円運用は可能です。しかし、半年以上になってくると、別の問題が発生します。
180日間に1回はトッピング課金が必要
180日間でトッピングの購入歴が0の場合、利用意思がないとみなされ、サービスの利用停止や強制解約される可能性があります。つまり、半年に1回は安いトッピングでもいいから、何かしらの課金をしなくてはいけないということ。
となると、一番安いのはデータトッピングの「データ使い放題（330円／回）」・・・と思っちゃいますが、実はこれ、トッピングさえすれば、必ずしもデータトッピングである必要がないのです。
従って、220円／回でトッピングできる「smash.使い放題パック」が、現状povo2.0の最安トッピングになります。これを年に2回トッピングする必要があるので、年間の維持費はわずか440円です。
MNP（電話番号を変えずに他社へ乗り換え）の番号目的でpovoを契約する場合、トッピング忘れにだけは注意しましょう。
6回線目から3,850円の手数料がかかる
同一の名義で複数回線を契約する場合、6回線目から契約事務手数料として3,850円が発生します。5回線までは無料です。
povo2.0はどんな人におすすめ？
データ使用量が変動するユーザー
povoはトッピングシステムを採用しており、必要に応じてデータ量を追加購入できます。そのため、月によってインターネットの使用量が大きく変わる人にとって柔軟に対応できるサービスです。
ただ、トッピングを多用するユーザーの場合、料金が高くなりがちで、他のプランや他キャリアの方がコストパフォーマンスが良い場合があります。
コストを抑えたいユーザー
基本料金が0円から始まり、使用するサービスに応じて料金が加算されるため、スマートフォンの使用量が少ない人は低コストで運用できます。トッピングなしで通話もできる（通話料は別途発生）ので、着信用の電話として持つという使い方も可能です。
サブ回線を探しているユーザー
旅行や出張時など、特定のシチュエーションでのみ使用するサブ回線としても最適です。基本料金が0円から始まるため、使用しない期間のコストを抑えられます。
オンライン手続きを好むユーザー
全ての契約手続きやサポートがオンラインで完結するため、店舗に足を運ぶ必要がなく、時間や場所を選ばずに手続きが可能です。店舗での対面サポートがなく、全てオンラインでの自己解決が基本。サポートが必要な場合は、電話やチャットなどを利用する必要があります。
#ギガ活で無料でギガをチャージ！
ギガ活とは、さまざまなお店やサービスの利用でデータ通信量（ギガ）を獲得できる、新しい形のギガチャージ活動です。
クレカで#ギガ活 powered by Nudge
「クレカで#ギガ活 powered by Nudge」では、ナッジ株式会社が提供するVisa加盟店で利用可能なクレジットカードを使うことで、決済金額に応じてギガがもらえる仕組みになっています。
- Nudgeアプリのダウンロード
まずNudgeアプリをダウンロードし、アカウント登録を行います。このアプリを通じてすべての手続きが完結します。 - 「povo」クラブの選択
アプリ内で複数あるクラブの中から「povo」クラブを選択します。 - 必要な情報の入力
本人確認書類をアップロードし、必要な情報を入力します。審査完了後、アプリ内でクレジットカード情報が表示され、オンライン決済で即時利用可能になります。 - Nudgeカードを使ってお買い物
対象となる決済を行うと、約1週間でギガがもらえるプロモコードがNudgeアプリ内の「お知らせ」に届きます。
決済金額に応じて、以下のようなデータボーナスが提供されます。注意点としては、消費されるデータの順番がデータボーナスが先なことです。3GBトッピングして、ボーナスで1GBを貰い、1GBを消費した場合、ボーナス分から先に消費されます。
povo2.0のよくある質門
- Qpovo2.0でauスマートバリューは適用されますか？
- A
適用されません。auスマートバリュー対象の固定回線を契約している場合、同じKDDIが提供しているUQモバイルでも自宅セット割が適用されるので、そちらも検討してみると良いでしょう。
- Qpovo2.0は無料（トッピングなし）でも通信できますか？
- A
無料（0GB）の状態でも通信自体は利用可能です。しかし、最大速度が128Kbpsに制限されるので、相当ストレスがたまるかと思います。
- Qpovo2.0でeSIMは利用できますか？
- A
はい、povo2.0はeSIMにも対応しています。eSIM対応のデバイスをお持ちの場合は、物理的なSIMカードを待つことなく、オンライン上で手続きを完了させ、サービスを即座に利用開始することが可能です。eSIMによる手続き方法は公式ウェブサイトに詳しいガイドがありますので、そちらを参照して手続きを進めてください。
- Qpovo2.0で端末の購入はできますか？
- A
できません。povo公式で端末の販売はやっていないので、今使っているスマホをそのまま使うか、auオンラインショップや他の通販サイト、フリマアプリなどで購入する必要があります。
- Qpovo2.0で即日開通は可能ですか？
- A
はい、可能です。povo2.0はオンラインでの手続きを中心としており、申し込みから数分でサービスの利用を開始できる場合がほとんどです。ただし、物理的なSIMカードが必要な場合は、配送を待つ必要がありますが、eSIMに対応しているデバイスをお持ちの場合は、オンラインで即日開通することができます。
- Qpovo2.0の支払い方法はクレジットカードなしでも契約できますか？
- A
povo2.0の契約には基本的にクレジットカードが必要となりますが、あと払い（ペイディ）を利用することで、クレジットカードなしでもpovo2.0を利用できます。あと払い（ペイディ）の支払い方法は、コンビニ払い・銀行振込・口座振替の3つに対応しています。
povo2.0の入会キャンペーン
povo2.0は常時何かしらの入会キャンペーンを実施しています。指定のトッピングを購入すると、au PAY残高チャージで一部を還元してくれる特典もあるので、povo2.0に興味がある場合は、公式サイトのキャンペーン情報を確認しましょう。
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