au PAYカードは、au経済圏における主要なクレジットカードであり、Pontaポイントプログラムと連携しています。このカードの通常ポイント還元率は1.0%で、税込100円ごとに1 Pontaポイントが貯まります。加えて、au PAYとの紐付けにより、Pontaポイントを2重で獲得することが可能です。
au PAYカードとau PAYの違い
au PAYとau PAYカードは異なるが、関連するサービスです。それぞれの主な違いを以下に説明します。
au PAY | au PAYカード | |
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種類 | 決済サービス | クレジットカード |
機能 | QRコードまたはバーコードを用いて、店頭での支払いが可能です。また、オンラインでの支払いにも使用できます。 | 物理的なクレジットカードとして、一般的なクレジットカード決済に使用できます。また、タッチ決済機能も備えています。 |
利用方法 | スマートフォン上のau PAYアプリを通じて利用します。事前にチャージを行い、アプリを介して支払いを行います。 | カードを直接提示し、クレジットカード決済として使用します。オンライン決済にも利用可能です。 |
ポイントプログラム | au PAYの利用により、Pontaポイントが貯まります。 | カードの利用ごとにPontaポイントが貯まります。さらに、特定の提携店舗での利用でポイントアップの機会があります。 |
au PAYゴールドカードとシルバーカードの違い
au PAYカードには、年会費無料で利用できる一般カード(シルバーカード)と、年会費が必要なゴールドカードの2種類があります。カードのデザインにはセキュリティが考慮されており、カード番号と有効期限が裏面に集約されているので、カード情報の盗難リスクを軽減し、安心して利用が可能です。タッチ決済機能も利用できます。
au PAYゴールドカード | au PAYカード | |
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年会費 | 11,000円 | 無料(au回線非契約者で1年間のカード利用がない場合、年会費1,375円かかります) |
国際ブランド | VISA、Mastercard | |
入会条件 | 満20歳以上(学生やパートを除く)で本人または配偶者に安定した収入がある方 | 満18歳以上(高校生を除く)で本人または配偶者に安定した収入がある方 |
支払日 | 15日締めの翌月10日払い | |
Pontaポイント還元率 | 1% | 1% |
au PAY残高チャージ | 1% ※1000Pontaポイント/月 | なし |
au携帯電話料金還元 | 最大10% | 最大1% |
auひかり等固定回線料金還元 | 最大10% | 最大1% |
au PAYマーケット還元 | 最大9% | 最大7% |
auでんき等公共料金還元 | 3% | なし |
空港ラウンジ | 利用可 | 利用不可 |
海外旅行保険 | 最高1億円 | 最高2,000万円 |
国内旅行保険 | 最高5,000万円 | なし |
ショッピング保険 | 年間300万円まで | 年間100万円まで |
ETCカード | 無料 | 無料 |
au PAYカード(シルバー)
au PAYカードは、年会費無料(特定条件下で年会費が発生する場合あり)のクレジットカードです。au PAYマーケットでのお買い物や一般的なショッピング、食事の支払い、au携帯電話の利用料金の支払い、公共料金の支払いなどでポイントが貯まります。
ただし、電子マネーやプリペイドカードへのチャージ、キャッシング、カードローンなどはポイント加算の対象外です。
このカードの利用により、100円(税込)ごとに1Pontaポイントが還元されます。さらに、au PAYカードは海外や国内でのお買い物において充実した補償内容を提供しています。
au PAYカードは、auユーザー以外の方も年会費無料で利用できますが、au回線を契約していない場合、1年間クレジットカードを利用しないと、年会費として1,375円を請求されるので、注意しましょう。
au PAYゴールドカード
au PAY ゴールドカードは、年会費11,000円(税込)のプレミアムクレジットカードです。
シルバーのau PAYカードと比較として、Pontaポイントの還元率アップ対象のサービスが増えています。他にも空港ラウンジ特典や、Relux(宿泊予約サービス)、レンタカーの優待サービスなど、ゴールドカード限定の特典も多いです。
年会費がネックに思われがちですが、auの通信料(端末代金とかは除く)の還元率が10%と高いので、通信費で毎月9,200円以上支払っている方であれば、Pontaポイントの還元だけで年会費はペイできます。
auひかりの料金も10倍の対象ですが、プロバイダがau one netかコミュファnetの場合に限られる点には注意が必要です。
シルバーカードは年会費無料なのが魅力だけど、それ以外に特筆すべき点はあまりないのが正直な感想。au経済圏でポイ活するなら年会費以上のメリットがある「au PAYゴールドカード」をおすすめするよ。
au PAYゴールドカードを使うメリット
Pontaポイントが貯まる
au PAYゴールドカードは、常時1.0%のポイント還元率を提供します。これは、他の多くのクレジットカードと比較しても競争力のある還元率です。カード利用ごとに自動的にPontaポイントが貯まるため、日常の買い物で効率的にポイントを蓄積することができます。
また、au PAYカードをPonta加盟店で使用する際、au PAYカードの利用分に加えて、Pontaカード分のポイントも同時に獲得できるので、これによりPontaポイントの二重取りが可能です。
auサービスは最大10%還元
au PAYゴールドカードは、auユーザーのポイ活を促進するために作られたようなものなので、au関連サービスのポイント還元率は特に高く設定されています。
中でもau携帯とauひかりの利用料金の還元率は10%に設定されているので、auのスマホプランとauの固定回線をセットで契約している方であれば、通信費のポイント還元だけで年会費は余裕で回収できるのでおすすめです。
ちなみに、一部のサイトで還元率11%と表記してある場合がありますが、それは2024年1月までの内容です。還元率の改悪が発表されたので、2024年2月からの還元率は10%になります。
他にもauでんき・ガスは3%、ショッピングのau PAYマーケットは最大9倍など、au経済圏を利用するほどPontaポイントが貯まるのがau PAYゴールドカードの特徴です。
空港ラウンジ特典
空港での待ち時間って疲れますよね。どこも人が多くて落ち着かないし、待ち時間をもう少し快適にくつろげれば・・・なんて方にはゴールドカードが有効です。
au PAYゴールドカードを持っていれば、国内の主要空港に併設されている空港ラウンジを無料で利用できます。座り心地の良い椅子に座り、ドリンク(無料提供)を飲みながら読書をするなんて贅沢な過ごし方が可能です。
空港ラウンジを無料で利用するには、au PAYゴールドカードと当日の搭乗券または航空券の提示が必要だよ。
クレカで投資信託の積立ができる
au PAYカードを使用して投資信託の積立をすると、毎月の積立金額に応じてPontaポイントが貯まる、という利点があります。これは投資をしながら日常のショッピングで使えるポイントを獲得できる一石二鳥の方法です。
利用可能カード | au PAY カード、ゴールドカード |
対象口座 | NISA口座、一般口座、特定口座 |
積立設定可能額 | 毎月100円以上、10万円以下 |
au PAYカードでの投資信託の積立では、毎月自動で行われる投資信託の購入額に対して、1%のPontaポイントが還元されます。積立の設定額は毎月100円以上5万円以下と制限がありますが、2024年3月15日以降はこの上限が拡大され、最大10万円まで積立が可能になりました。
これにより、毎月10万円を積立投資する場合、月に1000ポイントが貯まり、1年で12000ポイントが手に入ります。
au PAYカードを使用した投資信託の積立は、資産形成を目指すうえで有効な手段の一つです。同時に、Pontaポイントの獲得も期待できるため、賢く利用することで、投資と日常生活の両方で利益を享受できる可能性があります。
au PAYゴールドカードを使うデメリット
au経済圏に縛られる
au PAYゴールドカードを持つということは、au経済圏のサービスに縛られることを意味します。別にau経済圏以外のサービスだとカードが使えないわけではないですが、それだとごく普通の還元率1%のクレジットカードでしかないので、au PAYゴールドカードの強みを十分に活かせません。
au PAYゴールドカードだと、ネットショッピングはau PAY マーケット、街のお店はPontaポイントが使えるお店を選ぶようになってしまうので、特定のサービスに縛られることを好まない方は、年会費無料で利用できるシルバーのau PAY カードがおすすめです。
auマネ活プランならさらにお得
「マネ活」とは、「お金の活用」を意味する言葉で、個人の財務管理や資産運用を上手く行うことを指します。auマネ活プランは、au経済圏のお金に関連するサービスをよりお得に利用できるプランです。
データ容量無制限のプランなので、通常料金だと安くないですが、ここからauサービスを連携するほど料金が割引される仕組みになっています。まず、対象の固定回線とのセット契約で利用できるauスマートバリューを適用すれば1,100円割引です。
毎月そんなにネットを使わないよという方で、月間データ利用が3GB以下の場合は、1,650円の特別割引も適用されます。この時点で、無制限プランは月額6,138円、3GB以下の場合は月額4,488円で利用できる計算です。
まだまだちょっと高いですね。ここからさらにマネ活特典の割引が入ってきます。
au PAY残高還元特典
auじぶん銀行とau PAYカードを利用し、通信料を支払うことで、毎月800円相当のau PAY残高還元特典が得られます。「普通に割引してくれた方が嬉しい」なんて声もありそうですが、KDDIとしては、自社のユーザーにもっとau PAYを認知してもらい、利用してもらいたいのでしょう。
今はau PAYが使えるお店も多いので、普通に生活していて、au PAY残高の使い道に困るなんてことないので、個人的には残高チャージでも全然OKです。
無制限プランの実質料金
「auスマートバリュー」「au PAYゴールドカード」「auじぶん銀行」この3つの条件をクリアすれば、マネ活無制限プランでも実質料金は月額5,338円で利用できるので、データ容量を多く使う人であれば、悪くない金額です。さらに、データ利用が月間3GB以下であれば、月額3,688円まで下がります。
PovoやUQモバイルと比べたら「激安!」とまではいきませんが、大手キャリアの高品質回線を使えることを考えたら、選ぶ価値は十分にあるでしょう。
マネ活プランではスマホを使ったテザリング機能も利用できるよ。ただし、スマホでは無制限でも、テザリングで使えるデータ容量は月間30GBまでの制限があるから注意してね。
銀行と証券をまとめると
マネ活プランの特典は他にもあります。auじぶん銀行とauカブコム証券の口座を開設することで、円の普通預金金利が通常の0.001%から0.20%と200倍にアップします。「元々の金利が・・・」なんてツッコミをしたくなる気持ちも分かりますが、金利が上がって損することはないですし、ここはポジティブに捉えましょう!
auカブコム証券では、投資信託の積立をau PAYカードで毎月最大10万円まで決済することができます。今ならキャンペーンで12カ月間のPontaポイント還元率が最大3.0%まで上がるので、毎月5万円の積立なら3,000Pontaポイントが還元される計算です。
au PAY ゴールドカードに関するよくある質門
- Qau PAY ゴールドカードは誰でも作れますか?
- A
収入が不安定な学生やアルバイト、無職の場合は作ることができません。申し込めるのは、満20歳以上で安定した収入のある方(配偶者含む)に限られますが、発行前に審査があるので、入会資格を満たしていたとしても、向こうの判断で審査落ちすることがあります。
au PAY ゴールドカードのキャンペーン
- 新規入会&ご利用で最大20,000Pontaポイント還元
- 【マネ活プラン】au携帯電話料金最大10%還元→12カ月間最大20%還元
- 【マネ活プラン】au PAY残高チャージ最大1.5%還元→最大2.0%還元
- 【マネ活プラン】クレカ積立で12カ月間最大3.0%還元
- 【マネ活プラン】auじぶん銀行の普通預金金利が最大200倍に
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